株価と米長期金利とドル円

今晩は小動きか
ドル円の動きに大きな影響を与える要因として代表的なものは、日経平均先物の動きと米長期金利又は日米2年債利回り格差があります。

いわゆるアベノミクス相場で円安が急激に進んだことで、これまで長年にわたってドル円相場を説明する際に利用されてきた金利との相関は、これまでとは全く異なるものになってしまいました。一方日経平均との相関は、2010年代になって再び強いものとなって、アベノミクス相場が始まって以来のドル円の動きをうまく説明できる物となっています。

今ご紹介したのは、日足、週足などでみた比較的長い期間の相場の動きの話ですが、もっと短い日中の動きでも、株価や金利と為替相場は密接に関係しています。そういった短い時間軸で見ても、金利よりは株価に対する相関が強い期間が長いのですが、昨日からの動きは米長期金利との相関が高い動きになっています。ここ数日の動きから見ると、米長期金利が2.80%にのってくればドル円の100円という水準が見えてきます。

今日はアメリカの経済指標発表はありませんので、長期金利がここ数日の高値を上抜けていくような動きは想定しにくいと思います。また、明日14日の(日本時間)真夜中に、イエレン次期FRB議長の公聴会が予定されていますので、それまでは米金利が動きずらいかもしれませんので、ドル円相場も小動きが続くと予想できます。