ダウは反発に転じると想定、売り急ぐ理由付けがない

13日のNY株式市場は、手掛かり材料に乏しい展開ながら、引けにかけては反発すると想定している
時間外取引のCME米国株式指数先物は下落、ナスダック先物の下落が気になるところだが、売り急ぐ理由もなくプラス圏でのフィニッシュとなるだろう。
特に大きなイベントも予定されておらず、バーナンキFRB議長による講演も日本時間14日9時と考えれば、米国時間で市場に対する警戒度を加速することはなさそうだ。
QE3は縮小に向けて走り出している状況、かつ先週末の雇用統計の結果で言及する要人が多いに関わらず、株価は楽観的な情勢に溢れかえっている。
欧米株式市場は弱含みとなっているが、引けにかけてその動きは収縮し、3市場ともにプラス圏でフィニッシュするとみている。
今晩予定のイベントは米国で財政収支やMBA住宅ローン申請指数、ユーロは9月の鉱工業生産を発表予定
今晩の米国では、重要な経済データの発表が予定されておらず、強いてあげるなら毎週公表されている住宅ローンの動向が注目されそうだ。
米国市場で雇用指標同様に注目されている住宅市場動向を占う上で、11月に入ってからの動向を知る重要な位置付けとなるかもしれない。
仮にQE3縮小の思惑が高まったとしても、住宅市場に深刻な影響を与えなければ問題はなく、好調な数値を示せば株価の下支え要因となりやすい。
一方でユーロ圏では鉱工業生産が発表予定、結果次第では強含みに推移しているユーロ通貨への影響も意識され、発表直後は上下に大きくブレる程度に過ぎないだろう。
NY株式市場引け後にシスコシステムズ決算の発表、米FRB議長の講演は日本時間14日9時に予定
16時半にスタートした日経平均先物は続伸、日本株にはリスク選好とも言える買いがしっかりと入っているようだ。
欧州株式市場は売りに押されやすい流れとなっているものの、時間外先物指数への影響はほとんどない。
ただし、引け直後にシスコシステムズ決算が発表、14日東京市場の動向に影響すると思われ、3時終値とギャップすることも念頭に入れておきたいところ。
また、14日寄り付き直後にバーナンキFRB議長の講演内容が伝わるので、CME終値が明日の寄り付きになると想定しないことが大事だ。
しかしながら、その結果はNY時間に伝わることでもなく、警戒度を強めるような下落一辺倒に至らず、引けはプラス圏で無難な終値となるだろう。