5月の信用取引6カ月期日に伴う売りが前倒しで一巡で本格上昇なるか!?

下値の堅さ意識し反発、7~9月期のGDP注目
 あす(14日)の東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高傾向の持続を受けて、日経平均株価は反発する可能性が高そうだ。13日の東京株式市場は、前日の大幅上昇の反動で利益確定売りに押される展開となったものの、日経平均株価終値は前日比21円安の1万4567円と小幅安にとどまった。

 市場関係者からは「日経平均株価は12日までの2日間で500円超上昇していたにも関わらず、13日に小幅な下落にとどまったことは、地合いの強さの表れといえる。背景には、外国為替市場で先行きに対して円安・ドル高が進行するとの見方が強まっているためだ」としている。

 また、日経平均株価が年初来高値をつけた、5月の信用取引の6カ月期日に伴う売りが前倒しで一巡し、今後は“期日明け”の動きが顕在化してくるとの見方も出ている。
シーズン到来!? インフルエンザ関連の出番
 インフルエンザのシーズンが間もなくやって来る。インフルエンザは、言うまでもなく主に冬から春にかけて流行する急性感染症のことで、流行性感冒とも呼ばれている。株式市場でも流行の声が聞かれると関連銘柄への関心が高まるだけに、実際の流行前の今から注目しておく必要がある。

 厚生労働省によると、2013年第44週(10月28日~11月3日)のインフルエンザ定点当たりの報告者数は0.08(人)となっており、流行の目安とされる1(人)を大きく下回っている。つまり、まだまだ流行には至っていない。しかし例年、12月中旬以降に一気にこの数字は跳ね上がるので注意が必要だ。

 ちなみに12年は第50週(12月10日~12月16日)に定点当たりの報告者数が1.17と1を超え流行シーズン入りしたが、第47週0.22→第48週0.31→第49週0.57から急拡大した。

 主な関連銘柄としては以下の通りだが、抗インフルエンザ薬、ワクチン、検査試薬、うがい薬、マスクなど幅広い。シーズンストックとしても注目する必要があるだろう。

◆主なインフルエンザ関連銘柄

明治HD<2269>   うがい薬「イソジン」が感染予防に活躍
ダイワボHD<3107> インフルエンザウイルスの数を99.9%減少させる抗ウイルス不織布を開発
シキボウ<3109>   インフルエンザウイルスの感染価を99.9%以上低下させる抗ウイルス繊維を開発
電化<4061>     子会社デンカ生研がインフルエンザワクチンを開発・製造
日油<4403>     厚労省などが手掛ける万能インフルエンザワクチン共同開発プロジェクトに参画
中外薬<4519>    抗インフルエンザ薬「タミフル」を国内販売
大幸薬品<4574>   感染管理商品「クレベリン」がインフルエンザワクチンに有効
UMN<4585>    細胞培養インフルエンザワクチンの研究開発を行う