外為サマリー:1ドル99円30銭台へ戻す、株高で円売り直しの動きも

 14日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円32~33銭近辺と前日午後5時時点に比べ25銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=133円92~96銭と同19銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、99円30銭前後の円高で推移。前日のニューヨーク市場で、イエレン次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長の米上院公聴会での草稿が公表された。同草稿のなかに失業率について「なお高すぎる」などの言葉があり、緩和的な金融政策が長期化するとの見方が浮上。米金利低下観測から円買い・ドル売りが膨らみ、一時1ドル99円10銭台まで円高が進んだ。ただ、東京株式市場では金融緩和策の継続見通しを評価し、日経平均株価は上昇。リスクオン姿勢が強まり、再度、円売り・ドル買いも流入し99円30銭台へ値を戻している。
 この日、内閣府が発表した2013年7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は、実質年率換算で1.9%増と市場予想(‘1.7%増)を上回ったが、市場の反応は限定的だった。
  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3481~82ドルと同 0.0051ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)