再び、大台突破を狙える位置へ…!?

イエレン公聴会待ちで再び「足踏み」
※ご注意:予想期間は11月15日と表示されていますが、本日(14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 イエレン・FRB副議長の公聴会を翌14日に控えるスケジュール感から、昨日のドル円はやはり「足踏み」となりました。

 100円手前に展開しているドル売りオーダーの重さを確認すると、ジリジリとドル売りが進行していきました。そしてポジション調整の動きにて2.773%⇒2.700%へと低下した米10年国債利回り(債券価格は上昇)を背景にして、99.20円付近まで下値を拡大していきました。
そんな中でイエレン証言の草案が…!?
 ECB(欧州中央銀行)の追加緩和を巡る思惑が台頭したNYタイム中盤以降はユーロドルが乱高下となり、つれてドル円も99円半ばに反発する不安定な動きが見られましたが、「金融緩和は当面継続」というイエレンの証言内容(草案)が伝わると、99.102円・Bidへと一段安を示現するなど、終日を通して“緩やかなドル売り”が目立ちました。
「QE長期化」への思惑に、まずは注意を…
 こうして「二度目の足踏み」を経たドル円が、「再び上値を模索するか?」が本日のポイントとなってきそうです。

 今朝方伝わったイエレン・FRB副議長の証言内容(草案)は“ハト派色の強い”ものでしたので、「QE(米量的緩和)の長期化」が連想される可能性が否定出来ないところです。このため「一度目の足踏み」で確認した下値メド(11/11安値:98.924円)を目指してこないとも限らないだけに、注意が必要です。
しかし“下値は浅く”“反発する可能性”が…?
 しかしながら「QEの長期化」は株式等への流入資金減少(流出)への懸念を覆す要因であり、リスク選好へ傾斜してもおかしくありません。昨日もNYダウが史上最高値を更新するなど、途絶えていた感のある「株高を背景にしたリスク選好の連鎖」が復活してもおかしくない環境ともいえます。そう考えると“下値は浅い”と見るのが、自然となってきます。

 100円手前に展開するドル売りオーダーは「週末(15日)に行使期限を迎える100.00円設定のオプション絡み」との声が多いだけに、イエレン・FRB副議長の公聴会を前にしたスケジュールの中では「100円の大台突破まではどうか?」といったところではありますが、少なくとも“下値は浅く”、そして“大台をすぐに狙える位置(月足・一目均衡表先行スパン上限:99.60円や11/12高値:99.80円)”辺りまでは反発する展開を、想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:100.000(大台、9/12-13高値)
上値4:99.874(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:99.797(11/12高値)
上値2:99.607(月足・一目均衡表先行スパン上限、11/13高値)
上値1:99.511(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:99.147
下値1:99.000(大台)
下値2:98.930(旧三角保ち合い上辺、11/7~11/12の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値3:98.709(日足・一目均衡表転換線、11/7~11/12の50%押し、10/25~11/12の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:98.630(100日移動平均線)
下値5:98.483(50日移動平均線、11/7~11/12の61.8%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:56 ドル円 抵抗・支持ライン追加

13:37 誤字修正