<話題の焦点>=急成長するLINE、企業にも利用広がる

 無料通話アプリのLINEが、来年夏にも東京証券取引所に上場するとの観測報道を受け、関連銘柄が一斉に動意づいたことは記憶に新しい。会社側は「当社が発表したものではない」と否定しているが、LINEは13年4~6月期の売上高が128億円と前年同期の4.5倍となったもようで、上場が実現すれば、時価総額は1兆円規模になる可能性があるという。

 無料通話・メールアプリ「LINE」はスマートフォンやパソコンで利用できるアプリケーションで、通信キャリアや端末を問わず、アプリをインストールすれば、インターネット電話やチャットをしたい複数の相手と通信ができる。利用者は日本を中心にタイ、台湾、スペインなど世界で年内3億人に達する見込みで、1時間に6万3000人のペースで増え続けているという。同社は「LINE」のほか、検索サービスや総合ニュースサイト、ブログサイトなども手掛ける。

 個人情報保護などに課題は残るが、ローソン、マツモトキヨシの大手小売2社と協力、マーケティングサービスを提供するなど、企業にも利用の動きが広がっており、今後も急ピッチの成長が続きそうだ。

◆LINE関連銘柄

アドウェイズ<2489.T> LINEフリーコインを販売
ユナイテッド<2497.T> スマホ向け無料アプリ、「CocoPPa(ココッパ)」が第2の「LINE」と期待
ネットイヤー<3622.T> 子会社のトライバルメディアハウスがLINEアカウントの代理販売、開設、運用サービスを手掛ける
ガイアックス<3775.NG> LINE公式アカウントの運営支援サービスを行う
メディア工房<3815.T> 「LINE占い」へコンテンツを提供
Dガレージ<4819.T>  LINE向け電子コミック会社に出資
GMO<9449.T>    LINEフリーコインをスマホ向けに販売

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)