日農薬が大幅高、海外実績とTPP関連の思惑で上値追い

 日本農薬<4997.T>が大幅高。同社が13日発表した13年9月期通期の連結業績は売上高が前期比12.7%増の476億2700万円、最終利益は同2.1倍の47億1500万円と高水準の伸びとなった。米国西海岸でのダニの大量発生が同社の殺ダニ剤の需要を大きく引き上げ、会社側の期初見通しを大きく上回っている。一方、この“特需”が来期業績への反動につながるリスクはあったが、園芸用殺虫剤の輸出好調で円安も追い風に海外での活躍が引き続き見込まれ、14年9月期の最終利益は48億円と増益を確保する見通し。また、国内では日本のTPP交渉参加で、成長戦略の一環に掲げられる国内農業分野への政策支援の思惑が、同社にビジネスチャンスをもたらすとして株価上昇を支援している。

日農薬の株価は15時現在1276円(△98円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)