外為サマリー:1ドル99円60銭前後でもみ合う、イエレン発言待ちの状態

 14日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=99円63~64銭近辺と前日午後5時時点に比べ6銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=134円22~26銭と同49銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、99円60銭前後で一進一退。麻生太郎財務相が参議院財政金融委員会で「為替介入という政策手段を有しておくことは大事」と発言したことから、午後0時20分過ぎに一時99円72銭をつけたが、円売り一巡後は99円60銭前後でもみ合った。朝方は、イエレン次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長の公聴会を前に公表された同氏の草稿に失業率について「なお高すぎる」などとする言葉があったことから、緩和的な金融政策が長期化するとの見方が浮上。これを受け、朝方は99円10銭台に円は上昇した。ただ、日経平均株価が上昇するなか、円売り・ドル買いが強まり円は値を戻した。
 前日のバーナンキFRB議長の講演では経済政策に触れられなかった。この日米上院で予定されているイエレン次期FRB議長の発言次第で、為替相場に方向感が出てくるとの見方もある。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3470~71ドルと同 0.0040ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)