ダウは続伸を想定も、WMTやCSCOの株価が足かせになる可能性

14日のNY株式市場は、リスク選好の動きが強まる続伸期待も、指数は伸び悩むと想定
時間外取引のCME米国株式指数先物はまちまち、ナスダック指数先物はシスコ決算結果を受けて伸び悩んでおり、底堅くも指数の上値は重いかもしれない。
イエレン氏の公聴会や、ユーロで発表される経済指標やECB月報の内容、今晩は様々なイベントが用意されているがよほどのことがない限り、株価の押し下げ要因とは考え難い。
昨晩決算を発表したのシスコや今晩発表のウォルマートはいずれもダウ採用銘柄、結果次第ではダウの押し下げ要因となりやすい。
それでも、昨晩はVISAが上昇に貢献するなど、年末商戦への期待度は高まってきている。
ここは無難にイエレン氏公聴会が通過するとし、ポジティブに終わるとみている。
今晩予定のイベントは米国で新規失業保険申請件数や貿易収支の結果、ユーロはGDP・速報値が各地で発表予定
今晩の米国市場では、貿易収支や週間ベースの失業保険申請件数の結果が発表され、先週の雇用統計同様にポジティブな結果が期待されよう。
貿易収支の結果については新興国向けの輸出総額などが重視されやすく、製造業関連への影響は小さくない。ユーロ圏GDPについても同様だ。
米新規失業保険申請件数については、市場予想が33万件と強めな数値となっているので、ややハードルは高そうだが24時に次期FRB議長の発言までは材料視されないだろう。
また、18時にはECB月報が公表予定で追加緩和が示唆されるようであれば、為替に大きな変化が生じるかもしれないので、夜間の先物取引にとっては重要なポイントになるはずだ。
今晩24時にイエレン氏の議会証言が始まる予定、大まかな内容は伝わっているがイレギュラーな発言が出るなら大きな変動リスク
変動リスク。
16時半にスタートした日経平均先物は14900円台を伺う動き、引き続きリスク選好の動きが夜間取引で強まっている。
イエレン氏の発言については、事前に内容が伝わっていて、概ねマーケットにとって好感する内容であった。
そのままの内容でマーケットには伝わるだろうが、ポイントは承認されるかどうかで、示唆されたことがポジティブとはならない。
しかしながら、事前に流されたことでマーケットが好感したことを米国議員がしっかりと受け止めているなら、承認されることがポジティブな材料につながると認識しているはずだ。
したがって、イエレン氏指名公聴会が無難に通過し、本日予定の指標とイベントにサプライズがなければ、株価はしっかりと推移すると考えている。
ポイントはウォルマートとシスコシステムズの株価が指数に影響を与えるかどうかのみだ。