あす(15日)の為替相場見通し=イエレン発言が相場左右

 あすの東京外国為替市場の円相場は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の発言次第では100円定着が見込めそうだ。予想レンジは1ドル=99円30~100円50銭、1ユーロ=133円80~135円30銭。この日はイエレン次期FRB議長の米上院公聴会を前に公表された草稿に金融緩和に前向きなハト派的な表現があったことから、米金融緩和政策の長期化観測が浮上。朝方は一時、米金利低下予想から円買い・ドル売りが強まったが、その後は株高に伴うリスクオンを評価し円売り・ドル買いが膨らんだ。この日のイエレン氏の公聴会発言に相場は左右されそうだが、基調は円安・ドル高へと向かう気配が強まっている。1ドル100円前後ではオプション絡みの防戦買いも予想される局面となる。ただ、98円台での膠着相場を抜け出し円安・ドル高を強めているだけに、勢いに乗れば100円定着が実現する可能性はありそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)