<株式トピックス>=一時1ドル=100円タッチ、日経平均株価は1万5000円に肉薄

 14日の株価急上昇を見て、「日経平均株価を決めるのは、すっかり円相場になってしまった」との声が市場関係者から出ていた。株式市場の昼休み時間中に、麻生太郎副総理兼財務相が「外国為替市場での投機的な動きに対しては対抗手段をもたなければならない」と発言したことが伝えられ、外国為替市場で1ドル=99円70銭台まで円安・ドル高が進行すると、後場寄り付きの日経平均株価は、一時前日比399円高の1万4966円と一気に1万5000円に肉薄した。その後、日本時間午後6時30分過ぎのロンドン外国為替市場で、9月11日以来約2カ月ぶりに1ドル=100円台に下落した。
 14日の東京株式市場は前日の米国株高を買い手掛かりに急反発をみせ、日経平均株価終値は、前日比309円高の1万4876円。約半年ぶりの高値水準となり、東証1部の売買代金は2兆5216億円と、9月13日のSQ算出日(2兆7297億円)以来の高水準に膨らんだ。
 9月、10月と2カ月連続して日経平均株価が1万4800円水準を突破できずに跳ね返された経緯があっただけに、前日までは上値の重さが際立っていたが、一気にそれを突破したことになる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)