USEN、玉移動に絡む株高思惑が佳境に

 USEN<4842.T>の上昇相場に弾みがついてきた。13年8月期の最終利益は資産売却などの特別利益が寄与して同41%増の48億3400万円と大幅増益となったが、14年8月期についても最終利益は前期比3%増の50億円と増益をキープする見込み。主力の音楽配信事業は個人向け苦戦も法人向けに好調を維持、光回線の販売好調で業容拡大を図っていく構えにある。株式需給面では日本取引所グループなどが開発した新指数JPX日経400に採用されたことで、ベンチマーク銘柄として機関投資家の買い需要が発現している。また、玉移動に伴う思惑も浮上、大株主光通信の保有株買い増しの動きが人気化の背景にある。光通信は9月末に同社の株式を5%超保有したことを大量保有報告で公表、以降買い増しを続け、受付日ベースで10月10日には6%超、10月21日には7.5%超、さらに10月28日には8.69%まで保有株数を増加させており、これが市場関係者の耳目を集めている。

USENの株価は14時現在361円(△40円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)