来週の為替相場見通し=100円定着から一段の円安も

 来週の東京外国為替市場の円相場は、100円台定着から一段の円安を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=99円30~101円50銭、1ユーロ=133円50~136円50銭。この週は、14日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の公聴会での発言を巡り神経質な展開となった。結局、イエレン氏の発言は、金融緩和に前向きなハト派的な内容だった。これを受け、米長期金利は低下したが、米株式市場が上昇に転じたことからリスクオン姿勢が台頭。約2カ月ぶりとなる1ドル100円乗せを達成した。市場には「98円台の膠着相場を経ての100円乗せであり、基調は強い」(アナリスト)との見方もあり、来月初旬にかけ一段の円安を予想する声がある。来週は20日に米小売売上高、21日に中国HSBC製造業PMIの発表がある。また、20日から21日に日銀金融政策決定会合があり、黒田総裁の発言も注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)