先週末の日経平均、終わり値で15000円台確保

アジア市場も軒並み大幅高
日経平均は後場も、たいした押し目をつくらず、高原状態を維持。
ドル円は、むしろ100.25円超えから、100.10円割れまで押し目をつくっています。
大引け後には、100円すれすれまで再び円高に押されています。
昨日下げていた中国・香港を含め、アジア市場ものきなみ大幅高となっており、このへんも東京市場の強さを支えていたようです。

ただ、ドル高・円安という大方の市場関係者の予想を裏切る相場展開にもかかわらず、トヨタ自動車など外需性の銘柄はほとんど動きが鈍く、圧倒的に内需性、とくに含みや金利にからんだ過剰流動性関連銘柄に物色が目立つなど、話の整合性はつきません。
これを無理に解釈しようとすれば、ドル高トレンドにそれほどの持続性が無いということを前提に、それならば日米金融政策の持続のほうを取ろうという物色動向となっているのかもしれません。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(11月14日⇒11月15日)は上昇銘柄群が、68.3⇒79.0%。下落銘柄群が31.7⇒21.0%。
6色帯は、「緑(上昇)」 3日連続です。
日経平均現物・先物は、「先読み」「未来の窓」は、連続ピンクが3日間想定されます。反動安は、来週後半という読み。
ドル円は、「先読み」、「未来の窓」も同じですが、むしろ日経平均よりも、ブルーが弱い想定。
反動安は、要注意
先物主導で急ピッチに上げてきているだけに、反動安は注意しましょう。
とくに、来週は5月高値の制度信用に基づく絶対期日到来を控えて、買い残解消による下落圧力がピークに達するタイミングです。
逆に、GPIF(年金基金積立独立行政法人)の運用方針改善について、有識者会議による答申が20日にも出てくるようですから、これなどは株価下支えの材料になるかもしれません。
ドル円も、日経平均もボックス圏をブレイクしたわけですから、弱気になる必要はまったくなく、むしろこの上放れをこそ待っていたわけです。
ただ、都度ガス抜き調整はあるわけで、来週はその公算が非常に高いでしょう。
逆に言えば、ポートフォリオのフルインベストメントを目指した買いというのは、昨日本日のような値を飛ばしたときではなく、来週起こるとすれば、その押しであるということになります。
反動安の場合の、最大下値
5月23日高値15942円と、7月19日高値14953円を結ぶ上値抵抗線は、9月から10月にかけての調整局面で、この延長線まで押しました。それが10月8日の13748円です。
今回は、5月23日高値と、9月27日の高値14817円を結ぶ上値抵抗線を延長します。そうしますと、おおむね14400-500円当たりが、最大限下げたとして目安になるでしょう。
単に線を引いただけのことですから、どれほどの意味があるかわかりませんが、多くの市場関係者がこういう線を引くでしょうから、それだけ現実味が出てきてしまうということも事実です。
大三角を上放れしたわけですから、必ず反動安や、初押しというものがあります。
その最大限突っ込んだ場合が、この14400-14500円ということで、それ以上のところで止まることになるのでしょう。
浅いところで、5日線14694円。25日線14447円。75日14165円と、平均値が14435円です。
ほぼ「あいこ」ではないでしょうか。
最大ここまでの下げはありうるとして、心理的にはなんといっても15000円という大台が一つの歯止めの目安でしょうか。
一応の目安にしておきましょう。
今のところ、増田足を見ている限り、ピンクの連続ですから、そのリスクは顕在化していません。ブルーがちらつくのは、来週木曜日あたりからです。
来週後半は、気をつけたほうが良い、ということでしょう。