下値確認したことで、再び上値期待が優勢だが…?

ポジション調整入るも、終値ベースで100円超は維持!!
※ご注意:予想期間は11月19日と表示されていますが、本日(18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 「株高を背景にしたリスク選好の円売り」は先週末も継続したことから、欧州タイム中盤には100.428円まで上値を拡大する動きを見せています。もっとも週末のポジション調整の動きにてその前には100円ラインを一時割り込んでいるなど、「上値追い一辺倒」といった値動きではありませんでした。

 米経済指標の悪化等がそれ以上の上値追いを回避させたからですが、それでも「日銀の追加対策に期待」との浜田・内閣官房参与の発言が日経平均を急伸させ、これが「米金融緩和の長期化観測」と相俟って独DAX・米NYダウを史上最高値更新へ導いたことから下値は堅く、ポイントの一つであった“終値ベースで100円超を維持”して先週の取引を終えています。
次なるポイントは「9/11高値(100.60円)突破の有無」
 こうして“下値の堅さを再び確認”する格好となったことから、週明けとなる本日は、もう一つのポイントである“9/11高値(100.60円)を突破できるか?”に注目が集まるところです。

 「株高を背景にしたリスク選好姿勢」は依然として衰える気配が見られておらず、ポジション調整による反落もその値幅は概ねわずかなものに留まっています。このため本日も日経平均が堅調推移を引き継ぐと、100円半ばに展開している分厚いドル売りオーダーを吸収する可能性は十分に考えられるところです。
しかしながら、“もう少し時間がかかる…?”
 もっとも直近の100円突破の背景にあるのは「イエレン・FRB副議長のハト派的発言」に伴った「米QE(米量的緩和)の長期化観測」ですが、「12月のQE縮小への思惑」も依然として燻り続けているのが現状です。そしてこの有無を判断する基準が「今後の米経済指標次第」であるとFRB(米連邦準備制度理事会)が明言している中で、今週は主だった経済指標が週央以降に偏っています。このため目先は“様子見ムードが台頭する可能性も考えなければならない”ということになります。

 基本的に“下値が堅く”“上値期待がより強い”状況となりますが、“9/11高値(100.60円)を突破できるか?”については“もう少し時間がかかる?”と思っておいた方がいいかもしれませんね。

 それでも“下値が堅く”が、より強いとは思いますが…!?
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:101.291(7/9高値)
上値4:100.943(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:100.866(7/19高値)
上値2:100.607(9/11高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:100.428(11/15高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:100.226
下値1:99.941(11/15安値、11/13~11/15の38.2%押し、ピボット1stサポー ト、大台)
下値2:99.765(11/13~11/15の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:99.609(11/13~11/15の61.8%押し、月足・一目均衡表先行スパン上 限)
下値4:99.482(ピボットローブレイクアウト)
下値5:99.356(11/7~11/15の38.2%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:39 ドル円 抵抗・支持ライン追加

13:50 誤字修正