KLabが急動意、玉移動やカジノ構想に絡む思惑底流

 KLab<3656.T>が急騰、大口資金の買いににわかに動意しており市場関係者の注目を集めている。同社はソーシャルゲームなどのコンテンツを配信、その成長期待やマイクロソフトとの連携をハヤし今年4月から7月にかけて株価は5.7倍の大化けを果たした。しかし、その後の調整も厳しかった。スマートフォン向けゲームの開発費負担や運営コストがかさんだことから12年9月~13年8月期の連結最終損益は7億1900万円の赤字(前年同期の単独業績は16億2200万円の黒字)に落ち込み、株価も急落過程をたどり一時650円台まで売り込まれた。
 ところが、11月8日にゴールドマンサックスが同社の5%超の大株主に浮上していることが明らかとなったところから新たな思惑が錯綜しはじめた。株価は発表後にいったんダメ押しの下げを演じたが、それを大口資金がさらって一気の巻き返しの動きに転じている。同社は大株主にセガサミーHDを擁しており、カジノ構想に絡んでビジネスチャンスが拡大するとの思惑も市場を巡っているもようだ。マイクロソフトとの連携も含めて目が離せない状況となってきた。

KLabの株価は14時10分現在813円(△92円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)