<株式トピックス>=市場関係者は異彩の底堅さに注目

 19日の東京株式市場は、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=99円台半ばまでと円高・ドル安歩調をたどったことを背景に、終日売りが優勢の展開となり、日経平均株価終値は前日比37円安の1万5126円と小幅続落。東証1部の売買代金は1兆9424億円と6日ぶりに2兆円の大台を下回った。
 前日18日の米株式市場では、ダウ平均株価が寄り付き直後に一時、1万6000ドルの大台に初めて乗せるなど好調な推移をみせるなか、アクティビスト(物言う株主)として知られる米著名投資家のカール・アイカーン氏が、NYダウ平均株価が連日過去最高値を更新し続ける米株式市場の現状について、「大幅な下落が起きる可能性がある」と、先行きに警戒感を示す発言をしたと伝えられ、大引けにかけて上昇幅を縮小する展開となった。
 ただ、東京市場では依然として強気の見方をする関係者は多い。中堅証券の投資情報部では「日経平均株価は先週1週間で1079円と、1000円を超える急上昇をみせた割りに、今週18日、19日の2日間でわずか39円の下落にとどまっており、極めて底堅い動きといえる。しばらくは、1万5000円台固めの動きを経て、上昇軌道に復帰する可能性がある」と指摘している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)