調整圧力は残るも過剰流動性期待で下値も限定

利食い圧力残り上値重い、過剰流動性期待で下値も限定
 あす(20日)の東京株式市場は依然として利益確定売り圧力が残り、上値の重い展開となりそうだ。ただ、きょう(19日)の地合いにも反映されたように下値には押し目買いが厚く、下げても下ヒゲをつける形で小幅なものにとどまりそうだ。

 19日の東京株式市場は為替の円高歩調などを背景に朝方から売り優勢の地合いを余儀なくされたが、前場で売りを完全に吸収し、日経平均株価は140円超の下げから後場は一貫して下げ渋る動き。ほぼ前日終値の水準まで値を戻す場面もあった。世界的な過剰流動性を意識した相場で、アベノミクス初期の相場環境に似ている。5月22日の年初来高値からちょうど半年が経過し、高値期日の通過で浮揚力が働いている面もあろう。

 ただ、日経平均は先週1週間で1100円近い上昇をみせたことから、目先は高値警戒ゾーンにあることも確か。今週に入ってから続落とはいえ、2日間で40円にも満たない下げで、もうひと押しほしいところだ。大勢上昇波での踊り場形成との認識で良く、押し目は買い下がるスタンスが有効と思われる。