パイオニアが大商いで200円台回復、取組妙味を背景に需給相場の様相

 パイオニア<6773.T>が売買高急増で200円台を回復、上値指向を強めている。車載用AV機器の老舗だが、自動車用品店向けカーナビ市場の縮小で厳しい収益環境にある。ただ、ここにきて新車販売の好調やOEM(相手先ブランド生産)の売り上げ拡大で利益は底入れの動きとなってきた。13年4~9月期は連結営業利益が5億6900万円と黒字を確保したことが、赤字を見込んでいた市場コンセンサスに対するサプライズとなり株価は急動意、需給面での思惑を背になお上値をうかがう展開にある。信用取組は買い残が大幅に減少する一方、売り残が大幅増加してがっぷり四つ、信用倍率は1.44倍と取組妙味が浮上している。市場関係者の間では、「空売りを呼び込んでいることが、踏み上げ相場の素地につながり意外高の可能性」(中堅投資顧問)も指摘されている。

パイオニアの株価は11時1分現在206円(△11円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)