<動意株・20日>(前引け)=パイオニア、加地テック、SE H&I

 パイオニア<6773.T>=売買高急増で200円台を回復、上値指向を強めている。車載用AV機器の老舗だが、自動車用品店向けカーナビ市場の縮小で厳しい収益環境にある。ただ、ここにきて新車販売の好調やOEM(相手先ブランド生産)の売り上げ拡大で利益は底入れの動きとなってきた。13年4~9月期は連結営業利益が5億6900万円と黒字を確保したことが、赤字を見込んでいた市場コンセンサスに対するサプライズとなり株価は急動意、需給面での思惑を背になお上値をうかがう展開にある。

 加地テック<6391.T>=急反発。きょう20日から東京ビッグサイトで開催される「第43回東京 モーターショー2013」で大手自動車メーカー各社が今後市販を予定している燃料電池車を公開することから、「燃料電池自動車用燃料充填所向け水素ガスコンプレッサ」を手掛けている同社も燃料電池車関連として再度注目を集めている。同社は「空冷・レシプロ・全般ピストン・オイルレス式」としては、世界で初めて110MPa(1100気圧)まで圧縮可能な超高圧水素ガスコンプレッサを製品化するなど技術力が高い。

 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>=ストップ高。同社は19日の取引終了後に、次世代リチウム電池用電極の開発を進める米国シリコンバレーのベンチャー企業 Zeptor Corporationの技術・製品の実用化と商業化に向けて協力していくことを確認し合意したと発表した。これまでもZeptor Corporationに対して資金面をはじめ潜在顧客やパートナーの紹介など多面的に支援を行ってきたが、製品の実用化を目前に改めて関係を強化したことが材料視されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)