ダウは続落を想定、ナスダックや輸送株指数の低調が響く

20日のNY株式市場は低調な展開を想定、反騰のキッカケはナスダック次第か?
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅反発、どちらかと言えば様子見機運が強く、今晩のイベント次第という流れのようだ。
今晩は月次で発表される経済指標の中でも重要なウェイトを占める指標が発表され、株価指数などにも影響を大きく与えやすい。
昨晩のダウ指数は小幅安にとどまったが、ナスダックはダウよりも下落率が高く、ダウ輸送株指数にいたっては1%の下落と低調な結果に終わっている。
ナスダック指数に関しては、新興小型企業の売り超な展開が気になるところ、NY市場発のポジティブな展開に期待はできないとみている。
今晩予定のイベントは、米国で中古住宅販売件数、小売売上高がが発表予定。いずれも重要な位置付け
今晩予定されている経済指標については、米国で中古住宅販売件数と小売売上高が発表され、いずれも10月の指標で想定外の悪化も懸念される。
市場予想はやや抑え目な数値となれば、影響は限定的かもしれないが、一連の指標悪化の影響は直近の上値の重さにもつながっているようだ。
あくまでFRBによる金融政策スタンス次第という見方が適切だと考えているが、一段の株高に傾くには経済指標のサポートが必要、注目度は高い。
バーナンキFRB議長は、経済指標好転しても緩和継続の姿勢を見せており楽観視されやすい環境下だが、ここはポジティブな結果が欲しい局面だろう。
今晩は米国でロウズ、JCペニーが決算を発表予定。NY連銀総裁は講演を予定
16時半にスタートした日経平均先物はプラス圏、GPIF見直し提言などが日本独自の要因で材料視されている。
米国で発表される企業決算については、住宅関連のロウズや農機関連大手のディアーが発表され、関連銘柄への影響が注目される。
特にロウズは住宅指標の発表も合わせ、関連銘柄への波及はS&P500指数への影響度も小さくないので、少なからず指数動向にインパクトを与えるはずだ。

また、農機関連は穀物市場動向に波及することも考えられ、位置付けは非常に重要と考えている。
それだけにここ最近の経済指標の低調振りを見る限り、住宅と小売へのポジティブインパクトはないと思われ、3市場ともに続落を想定している。
今朝のバーナンキFRB議長発言で、マーケットにやさしい発言を言い切った感(出尽くし)がでないことを祈るばかりだ。