東京株式(寄り付き)=為替動向を横目に買い先行

 21日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比100円高の1万5176円と反発。前日の米国株市場は引けにかけて軟化しNYダウが前日比66ドル安と続落したが、外国為替市場で1ドル=100円台で推移するなど円安含みの動きにあることなどを背景に買いが優勢となった。公表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨では、参加者が量的緩和縮小に前向きな内容を示していたことで、市場コンセンサスよりも緩和縮小が早まるのではないかとの見方が広がり株価の下げにつながった。ただ、日米金利差拡大思惑から為替にはドル買い・円売り要因で、円安方向に振れれば日本株にとってプラスに作用する側面もある。日経平均株価は前週に1100円弱の上昇をみせており、今週に入り微調整を入れているものの、依然として利益確定売りを誘発しやすい水準にあり、買い一巡後は上値が重くなる可能性がある。業種別には33業種中28業種あまりが高く、値上がり上位業種は保険、サービス、機械、海運、陸運など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)