膠着感の払拭なるか=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

膠着感の払拭なるか
ドル/円相場は昨日、米10月小売売上高や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表時にはドル買い・円売りで反応したものの、100円台に乗せると上値が重い状態が続いた。本日も、各種材料を睨みながら、先週末から続く100円を挟んだ膠着相場から脱却できるかを窺う展開となるだろう。

上昇した場合は15日高値100.432円、下落した場合は19日安値99.569円をそれぞれ突破するかが、まずは焦点となる。ただ、米国の量的緩和(QE)の縮小時期の早期化観測が拡がる中で下げたとしても下値は限られると考えられる。
一方、上値についても、昨日ほどドル買い材料が並んでも頭を押さえられたことを考えると、かなり売り注文が並んでいる可能性がある。日銀が追加緩和について余程前向きな姿勢を示すか、発表される米経済指標が軒並み市場予想よりも良好結果になるなど、かなり強い追い風が吹かない限り、上値の重さの払拭も難しそうだ。