289円高、先物主導で上昇加速

ドル円と先物の上昇がキッカケに
 きょうの東京市場は為替が円安傾向にあったことから買い優勢でスタート。
その後は利益確定売りに伸び悩んだが、取引時間中に円安が徐々に進行、これを受けて先物に買いが入り、裁定買いを通じて日経平均株価が押し上げられる構図となった。
財務省発表の海外投資家による日本株の買い越し額が前週分で過去2番目となる高水準だったことが、流動性相場の色彩を強める背景となっている。

中国PMIの低下を受けてアジア株が総じて軟調に推移したほか、日銀の金融政策決定会合の結果は「現状維持」だったが、いずれに対しても反応は限定的だった。

JPX日経400関連銘柄はまちまち、GPIFの改革案は目先織り込む
楽天<4755>やJトラスト<8508>、USEN<4842>、ガンホーオンラインエンターテイメント<3765>などJPX日経400関連銘柄はまちまち。
政府の有機者会合は20日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など公的年金の運用改革に向けた報告書を提出した。この報告書では国債主体の資金配分の見直しとともに、リスク資産への投資を検討するように提言。
株式投資などに関連しては、新指数「JPX日経400」を参考例として挙げ、TOPIX以外のベンチマーク(指標)を早期採用することを推奨した。

 新たなベンチマークの採用に関しては、「直ちに取り組むべき課題」に取り上げられており、来年年初のJPX日経400の算出開始と時期を合わせる格好でGPIFの運用指標に同指数が採用される可能性も出てきた。
この日のJPX日経400採用の新興・中堅株の株価は目先織り込み済みとしてまちまちだった。
ただ、先行きGPIFの資金が同採用銘柄に流入し始める可能性があり、今後も高い関心を集めそうだ。