午後:債券サマリー 先物は続落、日経平均株価の大幅高で売り先行

 21日の債券市場では、先物中心限月12月限は続落。前日の米債券市場で長期金利が上昇したほか、この日の日経平均株価が大幅高となり債券は売り先行だった。
 後場の先物は144円84銭でスタートし、一時144円75銭まで下落した。前日の米国市場では10月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表され、「数カ月内の量的緩和縮小の可能性」が示された。これを受け、米長期金利は前の日に比べ0.09%高い2.80%に上昇。米金利上昇懸念に加え日経平均株価の上昇で債券売りが優勢となった。日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持を全員一致で決めたが反応は限定的だった。市場では上昇基調を強める日経平均株価に対する関心が高まっている。
 この日の先物12月限は144円85銭で始まり、高値は144円87銭、安値は144円75銭、終値は前日比14銭安の144円77銭。出来高は2兆1727億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の 0.625%、 20年債は同0.020%上昇の1.505%、30年債は同0.010%上昇の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)