日経平均株価1079円高の背景に、やはり強烈な外国人買い

円安を支援材料に続伸、外国人の買いは高水準
 22日の東京株式市場は、短期急騰への高値警戒感に加え、週末特有のポジション整理の売りも当然想定される。ただ、外国為替市場での引き続く円安・ドル高進行への期待感などから、買い意欲は旺盛で日経平均株価は続伸となりそうだ。

 21日の東京株式市場は、外国為替市場での円安傾向を追い風に、後場後半から上昇幅を広げ、ほぼ高値圏で引けた。日経平均株価終値は、前日比289円高の1万5365円と急反発し、東証1部の売買代金は2兆3466億円と膨らんだ。

 市場関係者は「21日朝、財務省が発表した海外投資家による日本株の買い越し額が前週分で過去2番目となる高水準だったことが、インパクトのある買い手掛かり材料となった」としている。 

 財務省が21日発表した「対外及び対内証券売買契約などの状況(週間、指定報告機関ベース)」によると、先週(10~16日)の海外投資家による日本への株式投資は、3週連続の買い越しとなった。買い越し額は1兆2949億円と、日銀が“異次元の金融緩和”を発表した4月7日~13日の週の1兆5688億円に次ぐ大規模なものとなったことへのサプライズが買い意欲を引き出したようだ。

 さらに、東証が21日大引け後に発表した11月第2週(11~15日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)によると、外国人投資家は1兆1720億5974万円と3週連続での買い越し。この週は、やはり4月第2週(9~12日)の1兆5865億円以来の大幅買い越しとなった。前週は2099億1754万円の買い越しだった。一方、個人投資家は11月第2週に1兆1526億5153万円と大幅に売り越した。

 これらのことから、先週1週間で日経平均株価が1079円と急騰をみせた背景には、やはり強烈な外国人買いあったことが改めて明らかになった。