外為サマリー:約4カ月半ぶりの101円台、日米株式市場上昇でリスクオン強まる

 22日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円13~14銭近辺と前日午後5時時点に比べ41銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=136円32~36銭と同1円27銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は7月上旬以来、約4カ月半ぶりの101円台乗せ。21日の米株式市場でNYダウが初めて終値ベースで1万6000ドル台に乗せたほか、日経平均株価も上昇基調にあり、リスクオン姿勢が強まるなか、低リスク通貨である円への売り物が膨らんでいる。米国の前週分の新規失業保険申請件数は32.3万件と市場予想(33.5万件)に比べ雇用情勢の改善を示す内容だった。市場には米国の量的緩和縮小観測も浮上しているが、米国の景気拡大を前向きに捉える見方が強まっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3475~76ドルと同 0.0067ドルのユーロ高・ドル安。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がマイナス預金金利について否定的な発言をしたことからユーロ買いが流入した。ユーロは対円で2009年10月下旬以来、約4年1カ月ぶりの円安・ユーロ高水準にある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)