来週の株式相場見通し=高値圏で売り買い交錯、信用需給の改善も追い風

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 来週(25~29日)の東京株式市場は、海外投資家からの根強い買いが継続すると予想される一方で、短期間での急上昇に対する高値警戒感も強まっていることから、売り買い交錯で高値圏でのもみあいが想定される。日経平均株価の想定レンジは1万5000~1万5800円とする。
 22日の東京株式市場は、寄り付きで一時5月23日以来半年ぶりに1万5500円台を回復したが、その後は先物主導で売り優勢となる場面があったものの、小幅ながら続伸で引けた。東証1部の売買代金は2兆9022億円と、7月19日(3兆1082億円)以来の高水準に達した。
 市場関係者は「来週は感謝祭に伴う米株式市場の休場などで、外国人買いのペースダウンは想定されるものの、円安基調が継続する限り東京株式の強含みは続きそうだ。5月年初来高値の信用6カ月期日明けもあり、株式需給の改善も追い風となりそうだ」としている。
 日程面では、気象庁3カ月予報(25日)、10月の企業向けサービス価格指数(26日)、10月の商業販売統計(28日)、10月の鉱工業生産指数、10月の労働力調査・有効求人倍率、10月の全国消費者物価指数(29日)に注目。海外では、米9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、米9・10月の住宅着工指数(26日)、米10月の耐久財受注、米10月のCB景気先行総合指数(27日)、感謝祭で米株式市場休場(28日)、米ブラックフライデー(29日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)