岩谷産が8日続伸、17年ぶり大相場の様相

 岩谷産業<8088.T>の上げ足が止まらない。きょうで8日続伸、上げ幅もきょうは30円高超に買われるなどスピードが加速している。安倍政権の政策的支援もあって水素エネルギーに対するテーマ性が再燃、特に水素を燃料に使う燃料電池車の普及シナリオが一段と色濃いものになっており、同社株の人気につながっている。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>など大手自動車メーカーも本腰を入れ、2015年に日米欧で燃料電池車の市販を始める方針が伝えられており、それと並行して水素ステーションの全国設置が一気に進む見通しだ。そのなか岩谷産は水素搬送を手掛けるトップサプライヤーとして2015年には全国20カ所の水素ステーションを手掛ける計画で、中期的にも事業機会の拡大は疑いのないところ。同社は長く相場らしい相場がなかったことも需給面での軽さにつながっている。時価は06年1月の高値502円を上回り1996年12月以来17年ぶりの歴史的な高値水準に買い進まれている。

岩谷産の株価は13時42分現在553円(△44円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)