取引時間中の年初来高値1万5942円奪回が焦点に

強まる過熱感と高値警戒感
 あす(26日)の東京株式市場は、引き続き外国為替市場での円安傾向を支援材料に、日経平均株価は続伸し、5月22日に付けた終値ベースでの年初来高値1万5627円を更新する可能性が高い。

 25日の東京株式市場は、前週末の米株高に加え、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感し買い優勢となった。株価指数先物主導で株価が押し上げられ、日経平均株価は前週末比237円高の1万5619円と大幅高の3日続伸で、高値引けとなった。

 ただ、市場関係者は「日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)を比較したNT倍率は12.399倍と広がっており、先物主導で買い上げられている日経平均株価の過熱感ぶりが浮き彫りになっており、高値警戒感は強まっている」としている。

 その一方で市場からは「25日の終値であと8円まで迫った終値ベースでの年初来高値1万5627円(5月22日)を更新する可能性は高いが、問題は日経平均株価が前日比1143円安と急落した5月23日の取引時間中に付けた高値1万5942円を一気に更新できるかだ。終値ベースの年初来高値を300円以上も上回る水準にあることから、これをクリアしないと、相場が新局面に突入したとはいい難い」としている。

 終値ベースでの年初来高値を更新したものの、取引時間ベースでの高値を抜くのにてこずると、目先的に天井感が台頭して、1万6000円台乗せが来年に持ち越されることにもなり兼ねないというのだ。