感謝祭前で調整入りやすいも、上値追いに過熱感見られず…!?

リスク選好の円売りは継続
※ご注意:予想期間は11月27日と表示されていますが、本日(26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 リスク選好の円売りは、週明けの昨日も続きました。

 “株高の連鎖”から日経平均が続伸したことで、東京タイム序盤にはあっさりと“次の上値ポイント(7/8高値・101.532円)”を突破していきました。その後も堅調な推移を続け、“その次の上値ポイント(102.000円)”に向けて上値を拡大していきました。

 もっとも欧州タイムに入ると、ハンソン・エストニア中銀総裁の「ECBには利下げの用意がある」というコメントを背景にユーロ円が伸び悩みに転じ、ドル円の上値にも次第に重く圧し掛かりました。利益確定売りからNYダウが伸び悩みとなり、また米長期金利が2.73%へと低下したNYタイムも同様の動きであり、ドル円は101円半ばに幾分押し戻されて昨日の取引を終えています。
米感謝祭を控え、本日は利益確定売りが入りやすい…?
 こうして迎えた本日は“次の方向性を探る”展開が想定されるところです。

 米感謝祭(サンクスギビングデー)を翌々日に控えるスケジュールは利益確定売りが入りやすく、株式・為替共に上値を押さえらやすい展開が想定されるところです。101.80円から上には昨日以上に分厚いドル売りオーダーが並んでいるとされており、これを突破するのは簡単ではないと見られからです。
“不思議なほど”ドル円には過熱感が見られていない…
 一方で21日に当時の上値メド(9/11高値・100.607円)を突破したばかりということもありますが、ドル円には“不思議なほど”過熱感が見られておりません。そして前記した利益確定売りはリスク選好を押さえる形で機能するものですが、「イランを巡る核開発問題の緩和」が昨日も報じられるなど「投資家のリスク許容度改善」を促すようなトピックも飛び交っている状況でもあります。

 102円ライン突破を阻止された翌日であり、そして米感謝祭前というスケジュールをあわせて考えると、流れ的には「利益確定売りが一旦台頭」と考えるのが自然となります。それでも“下値の堅さを確認”して、再び“上値を目指す”展開となる可能性には、注意しておきたいところです。まだ過熱感が見られていない以上、大きな流れが変わったというわけではないでしょうから…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.787(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:102.523(5/29高値)
上値3:102.350(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:102.014(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:101.914(11/25高値)
前営業日終値:101.677
下値1:101.241(ピボット1stサポート)
下値2:101.141(11/25安値)
下値3:100.954(11/22安値、11/19~11/25の38.2%押し、大台)
下値4:100.804(ピボット2ndサポート)
下値5:100.607(9/11高値水準)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加