東京株式(寄り付き)=円高修正一服で利食い継続

 27日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比100円安の1万5414円と続落。前日の米国株市場はNYダウが引け際伸び悩み、前日比ほぼ変わらずで着地したことや、為替市場では円高修正の流れも一服していることから引き続き買い手控えムードが強い。日経平均株価は25日移動平均線とのカイ離などから依然高値警戒感があるほか、ここ先物主導の上昇で高水準に積み上がる裁定買い残の存在も気がかりだ。米国では9月のケース・シラー住宅価格指数が市場コンセンサスを上回るなど景況感の回復傾向が強まっているが、最高値圏にある米国株は利食い圧力も表面化しており上値に重さがみられる。加えて、28日は米国株市場が休場ということもあって、目先東京市場でも外国人買いの矛先が鈍る可能性がある。業種別には33業種中、鉱業、石油などを除き安い。値下がりで目立つのは紙パルプ、金属製品、保険、情報通信、その他金融など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)