カネカが反落、シティ証が目標株価を引き下げ

 カネカ<4118.T>が反落。シティグループ証券が26日付で投資判断「中立」を継続し、目標株価を700円から640円に引き下げたことが観測されている。同証券によると、ポリイミドフィルムや放熱材料、塩素化塩ビ、合繊などが好調な一方、汎用塩ビや医薬中間体などが不振。また、太陽電池は大幅赤字が続くことから、14年3月期の営業利益予想を280億円から265億円へ、15年3月期を同325億円から310億円へそれぞれ下方修正したことが要因という。減価償却方法変更による増益要因約60億円や円安効果を考えると、実態ベースの収益回復は鈍いと指摘しているほか、太陽電池は14年3月期で過去5年間の累計営業赤字が200億円を超えると予想されることから、競争優位性の乏しい赤字事業をいつまでも続ける経営の方針に疑問を感じると手厳しい。

カネカの株価は10時現在634円(▼10円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)