過熱感見られず…、“ポジション調整”より“下値の堅さ再確認”!?

上値追いは一服…
※ご注意:予想期間は11月28日と表示されていますが、本日(27日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 昨日の米経済指標は、「強い米住宅関連を背景にしたドル買い」と「弱い消費動向を背景にしたドル売り」にて揺れ動く場面が見られました。しかし大きな流れは「米感謝祭(サンクスギビングデー)を控えたポジション調整」であり、上値の重さから概ねドル売り優勢でした。

 もっともリスク選好に伴う現在の上値追いですが、“過熱感がそれほど見られておりません”。このため“ガタっと崩れる”といった感じではなく、ジリジリとしたものに留まっています。昨日も日経平均先物の下落につれて101.15円付近へと値を切り下げましたが、101.30-00円に散見される分厚いドル買いオーダーに支えられるなど、下値窺いは限定されました。
感謝祭前でもあり、ポジション調整優勢だが…?
 本日は米感謝祭前日となりますので、昨日以上にポジション調整への思惑が高まることが想定されるところです。このためジリジリとした下値窺いが継続する可能性が高く、昨日安値(101.146円)を割り込むとマーケットのセンチメントが“利益確定売りに傾斜”する可能性も想定しておかなければならないところです。

 もっとも前記したように、現在のリスク選好には“過熱感がそれほど見られておりません”。特に大きな上値メド(9/11高値:100.607円)突破から日がたっていないドル円にはこの傾向が強く、「上値は重い」が「下値も堅い」といった様相を見せています。
「ポジション調整」より「下値の堅さ再確認」!?
 このため問題は、高騰を続ける日経平均・NYダウに“どの程度のポジション調整が入るか?”ということになります。円売り圧力が一服という状況から考えると、本日も日経平均は続落する可能性が高いということになりますが、昨日の動きを見る限り、こちらも「上値が押さえられた」が「下値も限定的」となっています。

 「ポジション調整」ばかりに目が行きがちですが、「下値の堅さを再確認」すると、一転して「上値窺いとなる可能性」があります。特にドル円には“過熱感がそれほど見られていない”だけに、こちらの展開をより期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.523(5/29高値)
上値4:102.127(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:102.000(大台)
上値2:101.914(11/25高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:101.686(11/26高値)
前営業日終値:101.427
下値1:101.141(11/25-26安値)
下値2:100.954(11/22安値、11/19~11/25の38.2%押し、大台)
下値3:100.743(日足・一目均衡表転換線)
下値4:100.607(9/11高値水準)
下値5:100.466(11/19~11/25の61.8%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:26 ドル円 抵抗・支持ライン追加