東京株式(前引け)=利益確定の動きが優勢

 27日前引けの日経平均株価は前日比61安の1万5453円と続落。前場の東証1部の売買高概算は10億1938万株、売買代金は8903億円。値上がり銘柄数は561、対して値下がり銘柄数は1037、変わらずは159銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが引け際伸び悩むなど上値が重くなっていることや、外国為替市場で1ドル=101円台前半の推移で円高含みに振れたことから引き続き買い手控え感が強くなった。米国では9月のケース・シラー住宅価格指数が市場コンセンサスを上回るなど景気回復が強まっているが、量的緩和縮小への思惑にもつながることから利益確定の動きが観測され、東京市場でも外国人投資家の買い一巡感に反映されている。前場中ごろにかけて為替が円安傾向に傾いたことなどを受け下げ渋る動きとなったが、買いが続かず戻し切れなかった。
 個別では、相変わらず高水準の売買代金をこなすソフトバンクが軟調、ドワンゴ、ファーストリテなども値を下げた。ダイキンも安い。スタートトゥ、藤倉ゴム、ネオスなどは大幅安となった。半面、ニコン、ソニーが買われ、小野薬も値を飛ばした。図書印が高く、石川製なども物色人気。カシオ、戸田工、セーレンも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)