<動意株・27日>(大引け)=日東網、図書印、エキサイトなど

 日東製網<3524.T>=急伸。全般主力株の上値が重いなか低位材料株への資金シフトが観測され、同社にも値ごろ感からの買いが向かっている。魚価の上昇は漁網大手の同社にとって追い風。沖合い浮沈式の養殖網の販売にも乗り出しており、今後の収益寄与が期待される。アルミワイヤーとステンレス繊維で編んだ特殊な網を開発し、これを利用した宇宙ごみ除去システムを開発していることも折に触れて株価を刺激しそうだ。

 図書印刷<7913.T>=堅調。11月上旬のもみ合いを経て、25日移動平均線を足場に上放れ、中低位材料株物色の流れに乗っている。土地含み関連株としての側面に加え、メディアドゥ<3678.T>の物色人気を背景に、同社も電子書籍への展開を図っていることが買いの手掛かりとなっている。有配企業ながらPBRが0.6倍台超割安圏にあることも短期資金の食指を動かす。 

 エキサイト<3754.T>=ストップ高。ネットサービス関連企業が個別で物色されるなかで伊藤忠商事<8001.T>傘下でインターネットポータルを展開する同社株も人気を集めている。加えて婚活中の男女に出会いの場を提供する「街コン」の推進を目指す自民党の議員連盟「婚活・街コン推進議連」の設立総会が26日に開催されたことから、リアルな婚活パーティーを提供するサービス「エキサイト恋愛結婚パーティー」などを展開する同社も関連銘柄として注目されている。

 楽天<4755.T>=急伸。同社は26日、12月3日付でジャスダック市場から東証1部へ上場市場が変更されることを発表、これが大きく好感された。今回の東証1部上場でTOPIX組み入れに伴う機関投資家の買いニーズが発生するなど株式需給面でのメリットが見込まれる。また、東証1部上場と東北楽天ゴールデンイーグルスの初優勝を記念して、13年12月期に1円の記念配当を上乗せすることを発表、期末4円配当で前期比1円の増配となることも買い人気を増幅している。

 ピープル<7865.T>=ストップ高。26日の取引終了後、第2四半期決算発表時にあわせて発表した第3四半期累計(1月21~10月20日)業績予想を、従来予想の売上高21億8800万円、営業損益4200万円の赤字、純利益800万円から、売上高22億5500万円(前年同期比16.6%増)、営業損益800万円の黒字(同71.4%減)、純利益3600万円(同2.3倍)に上方修正したことを好感した買いが入っている。第3四半期において玩具部門が健闘したことに加えて、輸出が好調に推移したことが業績を押し上げたとしている。

 アイフリークホールディングス<3845.T>=連日のストップ高。25日に、ユナイテッド<2497.T>が運営するスマートフォンきせかえコミュニティアプリ「CocoPPa(ココッパ)」上で、アイフリークが製作したオリジナルキャラクター「Pom(ポム)」のアイコンをセットにした「スマホホーム画面きせかえセット」の販売を開始したと発表しており、引き続きこれを好感した買いが入っている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)