東京株式(大引け)=65円安、債券高・株安の流れに

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 27日の東京株式市場は、依然として日経平均の高値警戒感が拭えず、米国株の上値が重くなっていることや、為替の円高修正の動きが一服したことなどを受け、引き続き利益確定の売りが優勢となった。
 大引けの日経平均株価は前日比65円安の1万5449円と続落。東証1部の売買高概算は21億6709万株、売買代金は1兆9263億円。値上がり銘柄数は552、値下がり銘柄数は1071、変わらずは134銘柄だった。主力株に終始買い手控えムードが強いなか、売買代金も5日ぶりに2兆円大台を割り込んだ。
 きょうの東京市場は、前日の米国市場でNYダウが引け際伸び悩み方向感を欠いたことや、為替が円高含みに振れたことなどが重しとなった。一方で前日から債券が買われており、目先は債券高・株安の流れが形成されている。日経平均と25日移動平均線とのカイ離は前日時点でも5.6%前後あり、利益確定売りを誘発しやすい環境で、押し目を拾う動きは限定的だった。米国株市場は28日が感謝祭のため休場となることも海外資金の買いを細らせたとみられる。一時円安に傾いた場面で下げ渋ったが買いは続かなかった。
 個別では、ソフトバンクが売られ、シャープも軟調。ドワンゴ、ファーストリテも値を下げた。スタートトゥが急落したほか、扶桑薬、シナネンなども大きく売りが先行している。一方、パナソニックが買われ、キヤノン、ソニーもしっかり。石川製、イソライト工業、日東網など低位材料株も値を飛ばしている。日本コークス、カシオなども上昇した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)