【小幅上昇】三度目の正直?  OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.00-102.50 【予想時刻】2013年11月27日 18:00
昨日の米国時間のドル円は米国の経済指標に振り回される推移となりました。序盤に発表された建設許可件数、住宅価格指数は市場予想を上回る好結果なったことからドル買いが進む展開となりました。その後に発表された消費者信頼感指数は市場予想に反し前月よりも悪化したことから今度はドル売りが進む展開となりました。
その後は上値の重いままの推移が続きましたが、ドイツでメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟と野党の社会民主党が連立政権を形成することについて合意に至ったことなどからユーロ円主導で底堅い推移となっています。
また昨日から株価との価格の連動性が薄れており、金利動きとの連動性が高くなっていることにも注意が必要です。
昨日、一昨日と小幅上昇と予想し外していますが、今夜もしつこく小幅上昇と予想します。
今晩も経済指標頼みのところがありますが、市場が予想しているほど弱い結果とならないと考えられますし、底の固さも確認されたことからもう一段の上昇の余地は十分にあると考えられます。
但し、明日から米国が感謝祭ということで祝日のため動意の薄い相場となってしまう可能性も否定できません。

今夜のみどころ
本日は米国時間に新規失業保険申請件数、耐久財受注、景気先行指数、シカゴPMI等の発表が予定されています。
新規失業保険申請件数は前回改善を見せていることから同様に良好な結果となると次回の雇用統計の期待が高まります。
耐久財受注は前回、輸送機器が牽引し全体では強い数字であったことから反動で減速の市場予想となっています。
前回ポジティブサプライズとなりましたシカゴPMIはNY連銀、フィラデルフィア連銀の製造業指数が弱かったことから不安が残りますがマークイットの発表した製造業PMIでは強い数字となっています。市場予想は前回よりも低下し60.0となっていますが、ブレの出やすい指標となりますのでポジティブ、ネガティブともに注意が必要です。