明日は米国の感謝祭

債券、株式、商品休場で為替も小動きか
明日、アメリカは感謝祭の休日で、債券、株式、商品などの取引所取引は休場です。ただ、為替相場だけは相対取引の延長ですから取引自体は行われます。ただ、銀行やその他の金融機関も休日ですので、薄商いになると予想できます。

こういったNYやロンドンの休日の時には、経済指標などの相場を動かす材料も出てきませんし、為替相場に影響を与える株式相場や金利相場が動きませんから、突発的なニュースや高官発言でもなければ通常は小動き、レンジ取引になります。

感謝祭というのは、もともとは秋の収穫をもたらした神に感謝して祝うものでした。しかし現在ではそういった宗教的な意味合いは薄れ、家族、親族が集まって食事をするという行事になっています。

NY州の休日は全米が休日の木曜日だけですが、他の多くの州は翌日の金曜日も休日になっていて、週末を含んで4連休になっています。感謝祭の翌日の金曜日は多くの消費者が買い物をすることで、小売店の帳簿が黒字になることから「ブラック・フライデー」と呼ばれています。

アメリカでは、個人消費がのGDPの約70%を占めています。そしてその個人消費の約1/4が感謝祭からクリスマスまでの1ヶ月で消費される、と言われています。その為「ブラック・フライデー」の売り上げは今後の個人消費、ひいてはアメリカの景気を占うものとして注目されています。

アメリカの景気動向は、QE3の縮小(テーパリング)開始の時期を考える上で重要ですが、それだけではなく、株価の行方を左右しますし、いろいろな意味で今後ドル高円安が継続できるか、という点に影響を与えますので重要です。