信越化が反発、出遅れ感強く押し目買い

 信越化学工業<4063.T>が3日ぶり反発。為替の円安傾向や米国の景気回復を背景に半導体関連株に見直しの動きがでるなか、同社株は出遅れ感が強く押し目買いが流入している。シリコンウエハーと塩ビが収益の二本柱。シリコンウエハーでは世界トップシェアを誇るが、米国をはじめとする世界景気の回復歩調を背景に前期の低迷から立ち直り、収益寄与が見込める局面となっている。また、塩ビ事業は絶好調、経済成長著しい新興国のインフラ需要が売り上げを押し上げており、フル生産で対応している状況だ。会社側は足もとの半導体市況に慎重で下期保守的な見方を示し、14年3月期経常利益は1800億円と前期比1ケタ増益にとどまる計画だが、「2ケタ増益水準に増額の可能性が高い」(証券系調査機関)という指摘も出ている。

信越化の株価は10時33分現在5880円(△30円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)