“にわか上値期待”が急増、さすがに本日は…!?

一転して上値窺いへ…
※ご注意:予想期間は11月29日と表示されていますが、本日(28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 米感謝祭前の「ポジション調整」に対する思惑は、やはり「下値の堅さを再確認」するための糧でした。

 リスク選好の円売りが持ち込まれ、ドル円・クロス円は一転して上値窺いへと転じました。「景気/物価リスクが顕在化した場合には、躊躇なく追加緩和を行うべき」という白井日銀審議委員のコメントも、こうした流れを後押ししました。
あっさりと102円ラインをも突破!
 さらに昨日発表された米経済指標は、事前予想を軒並み上回る好内容なものばかりでした。これが追い討ちとなり、102円手前に設定されていたオプション絡みの防戦ドル売りオーダーを吸収すると、そのまま102.20円手前へと上値を切り上げていきました。
「流れに逆らわず」「さらなる上値追い」が基本…
 またしても“あっさりと”上値更新を見せた感があるだけに、「流れに逆らわず」「さらなる上値追いを意識」する展開が基本といえます。米感謝祭(サンクスギビングデー)当日ということから欧州タイム以降は流動性が低下すると見られるだけに、思惑的な円売りが“些細な要因”で“瞬間的”に勢いを増すといった展開には、注意しておきたいところです。

 もっとも目標?とされていた102円ラインを突破したことから、一旦は利益確定売りが入ると考えるのが自然です。これは先日の100円突破/101円突破の際にも見られており、翌日は「“堅調推移”ながらも“概ね同一水準”」となっています。ましてや本日は米感謝祭当日ということで流動性低下が想定されていますが、こうした局面では「“些細な要因”で“瞬間的”に揺れ動く“チョッピー”な乱高下」には警戒が必要ですが、「トレンドを伴って大きく続伸する」といった展開になることは、極めて稀です。
しかし“にわか上値期待”が急増、さすがに本日は一服…?
 また昨日の動きで、いわゆる“にわか上値期待”の声がいきなり増大した感があります。これは過熱感に似たものであり、いつ調整が入ってもおかしくない前兆でもあります。「昨日/一昨日に囃された利益確定売り」は不発に終わりましたが本日はこれが“遅ればせながら”が出てくる感も否めないところです。

 「上/下どちらも限定されつつ」も、「流動性の低下が揺れ動きに拍車をかけ」、そして「結局はそう変わらない水準で週末(明日)へとつなぐ」。そんな展開を想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.726(5/22高値)
上値4:103.508(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:103.000(大台)
上値2:102.848(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:102.523(5/29高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:102.149
下値1:102.000(大台)
下値2:101.804(11/27の38.2%押し)
下値3:101.686(11/26高値水準、11/27の50%押し)
下値4:101.490(ピボット1stサポート、11/27の61.8%押し)
下値5:101.141(11/25-27安値、11/19~11/27の38.2%押し)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

13:18 ドル円 抵抗・支持ライン追加