三井金が2カ月ぶりに新高値、スマホ向け電解銅箔好調

 三井金属<5706.T>の買い人気が目立ってきた。株価は9月30日の年初来高値293円をクリア、2カ月ぶりに新高値に躍り出ている。売上比率は16%ながら利益面での貢献が極めて大きい電子材料部門の回復が、株価の見直しにつながっている。特にスマートフォン向け電解銅箔の需要が絶好調で生産能力を大幅増強しており、今後の利益に反映されそうだ。スマートフォンの出荷は先進国では足もと減速感もみられるが、アジア新興国地域での需要がうなぎ上りで、世界ベースでは今後も市場拡大が高水準に続く公算が大きい。米市場調査会社のIDCによると、今年のスマホ出荷台数は世界で10億台を超える見通しにある。同社の電解銅箔の需要も中期的なフォローの風に乗る可能性が高まっている。また、北米をはじめとする自動車生産の回復を受けて、自動車用部材も好調で業績への寄与が見込まれている。

三井金の株価は13時34分現在294円(△16円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)