東京株式(大引け)=277円高、約6年ぶりの高値に

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 28日の東京株式市場は大きく買い先行で始まり、寄り後も買いが継続、後場2時過ぎからは一段と水準を切り上げる展開で日経平均株価は年初来高値を更新した。
 大引けの日経平均株価は前日比277円高の1万5727円とほぼ高値引けで急反発。東証1部の売買高概算は22億7616万株、売買代金は1兆9675億円。値上がり銘柄数は998、値下がり銘柄数は625、変わらずは138銘柄だった。感謝祭を控え米系の海外投資家の買いが細ったこともあり売買代金は2兆円を下回った。また、日経平均の急伸も、値上がり銘柄数は1000を下回っており、先物主導の上昇を反映している。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが5日連続の最高値更新となったことや、為替市場での円安を手掛かりに主力株中心に終始買いが優勢だった。特に後場後半は、海外ヘッジファンドによる円売りにリンクさせた先物買いが、裁定買いを誘ったことが日経平均を押し上げる要因となった。これによりNT倍率は12.47倍まで拡大、歴史的な水準に広がった。日経平均は1万5700円台まで買われ、約6年ぶりの高値水準に歩を進めている。
 個別では、日立、パナソニックが買われ、トヨタ、ホンダ、富士重など自動車も高い。三菱重が上昇したほか、KDDI、ソフトバンクなども買われた。値上がり率トップは佐世保重でグローブライ、丸栄などの低位材料株も値を飛ばしている。一方、任天堂が軟調、コマツも冴えない。日医工が急落、石川製、シンフォニアなども売られた。前田建、大豊建なども安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)