あす(29日)の為替相場見通し=102円前後の値固めに

 あすの東京外国為替市場の円相場は、102円前後の値固めの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=101円70~102円40銭、1ユーロ=138円50~139円90銭。この日は良好な米経済指標などを背景に円売り・ドル買いが膨らみ、今年5月下旬以来、約半年ぶりとなる102円台に乗せた。市場には「予想以上に円安のピッチが速い」という見方もあるが、フシ目となる102円を突破したことで今後、円安基調が鮮明になるとの声が強まっている。また、ユーロも対円で139円台と2009年6月以来の水準となった。円は全面安状態にあり、しばらく円売りの基調は続く可能性がある。
 この日は米国が感謝祭で休場となるため、あすにかけやや市場参加者が限られる可能性はある。あすは日本の10月鉱工業生産や有効求人倍率、消費者物価指数などの発表がある。特に、消費者物価指数は日銀の金融政策にも関係するだけに注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)