富士重工が年初来高値、自動運転車の20年実用化報道が刺激

 富士重工業<7270.T>が続伸し7月につけた年初来高値2882円を更新した。同社は2020年に自動運転を実用化する方針で、現在主力車で搭載している衝突回避技術を改良することでコストアップを極力抑え普及を促すと29日付の日本経済新聞が報じており、これを好感する買いが優勢となった。歩行者や先行車両を正確に識別できるカメラにレーダーなども加えて精度を高め、時速50キロメートル以上の中高速でも安全に自動停止や減速ができるようにすると伝えられている。今後は国内だけでなく、米国の自動運転車の開発基準にも即した技術として実用化する方針で、主力市場の米国などでの運用も見据えて開発を進める構えにあり、将来的な業容拡大につながりそうだ。

富士重の株価は9時30分現在2880円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)