<話題の焦点>=工作機械受注金額、18カ月ぶりのプラス転換を達成

 工作機械業界に回復機運が強まっている。

 日本工作機械工業会の調べによると10月の工作機械受注総額は前年同月比8.4%増の1022億1100万円だった。工作機械受注金額が前年同月比でプラスとなるのは、2012年4月以来、18カ月ぶり。12年12月の同27.5%減を底に回復基調をたどっており、市場には工作機械業界は、今後回復基調を強めるとの期待が膨らんでいる。

 好調なのは内需で10月は前年同月比40.5%増。国内設備投資に回復感が出ているほか、買い替え需要もあるようだ。一方、外需は4.8%減となおマイナス圏にある。ただ、欧州や中国向けの不振が響いたものの、足もとは緩やかな回復傾向にある。

 今秋の中間決算の発表時にはアマダ<6113.T>やDMG森精機<6141.T>は14年3月通期業績予想の増額修正を発表している。自動車関連絡みなどの設備投資増加が工作機械需要を押し上げているようだ。

 牧野フライス製作所<6135.T>や東芝機械<6104.T>などの受注回復が予想されるほか、オークマ<6103.T>やツガミ<6101.T>の株価には一段高期待がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)