<私の相場観>=グランド・ウィン・パートナーズ 代表取締役 宮崎 康裕氏

 日経平均は5月23日にザラ場でつけた年初来高値1万5942円の奪回が視野に入っている。11月上旬から一貫した上昇基調が続いていただけに、目先的には高値警戒感から利益確定売りも想定されるが、今後も全般相場は上昇基調が続くとみている。

 米国では、28日が感謝祭の祝日、29日も短縮取引となるが、感謝祭の翌日であるブラックフライデーからは年末商戦が本格化する。今後、クリスマス商戦で好調な内容が伝えられれば、12月は年末ラリーが期待できそうだ。NYダウは1万6000ドル乗せ後も高値圏で頑強な動きが続いている。この活況が日本にも波及すれば、優良株を中心する外国人買いの継続により日経平均も高値トライから1万6000円に活躍の場を移す動きが期待されそうだ。

 来週は12月6日に11月の米雇用統計が発表される。非農業部門での大幅な雇用増加や失業率の低下などが確認されない限り、次回のFOMCで量的緩和が縮小される可能性は低いだろう。為替の動向も引き続き注視する必要があるが、現状では1ドル=100円台が定着する雰囲気であり、国内外の環境が現状から大きく変化することは考え難い。トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>などの大手自動車メーカーを筆頭に輸出関連の優良株を引き続き狙っていきたい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)