米長期金利上昇でドル円102.60円台まで上昇

ECBによる追加緩和観測弱まりユーロ買い強まる
昨日の海外時間には、ECBによる追加緩和観測が弱まったことからユーロ買いが強まったり、BOEが住宅ローン支援策を縮小するとしたことからポンド買いが強まったりしました。なおNY市場は感謝祭の為株式、債券、商品などの取引きは休場でした。

欧州時間序盤、発表されたドイツ・ザクセン州などの消費者物価が前回発表分を上回ったことから、ECB(欧州中銀)による追加緩和観測が弱まって、ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3610台まで、ユーロ円は139.10円台まで上昇しました。

また、BOE(英中銀)が、金融安定報告書で、これまで金融緩和の一部として行ってきたした『融資のための資金調達スキーム(FLS)』のうち住宅ローン向けの部分を廃止する、としたことから、金融緩和縮小を開始したと捉えられポンド買いが強まりました。

この間ドル円は、クロス円の買いに支えられ、102.30円台まで上昇する場面もありましたが、NY市場が感謝祭で休場だったことから上げ渋る展開になりました。

東京時間午前には、米長期金利が上昇したことと、日経平均が下げ幅を縮めたことなどからドル円は102.60円付近まで、ユーロ円は139.70円台まで、ユーロドルも1.3620台まで上昇しましたが、午後にはいって日経平均が反落していることから円の買戻しが強まっています。

今日の海外時間には、独・10月小売売上高指数、英・11月ネーションワイド住宅価格、ユーロ圏・11月消費者物価指数、ユーロ圏・10月失業率、加・第3四半期GDPの発表が予定されています。

昨日のドイツ各州の消費者物価指数が予想よりも強い結果だったことから、今日発表になるユーロ圏11月消費者物価指数も強い結果となりことが織り込まれていることから、そうでなかった場合にはユーロ売りが強まる、と予想できます。