東京株式(大引け)=65円安、目先達成感から利益確定

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 29日の東京株式市場は短期間で大幅な値上がりをした反動もあり、利益確定売りが先行した。買い手控えムードが広がるなか日経平均株価は一時1万5500円近辺まで売られたが、大引けにかけて下げ渋った。
大引けの日経平均株価は前日比65円安の1万5661円と反落。東証1部の売買高概算は23億8141万株、売買代金は2兆1536億円。値上がり銘柄数は698、値下がり銘柄数は880、変わらずは183銘柄だった。売買代金は前場低調だったが、後場になって膨らみ2兆円台を超えている。
 きょうの東京市場は、日経平均が前日に年初来高値を更新したことから、目先達成感からの利益確定売りが優勢となった。前場はいったんプラス圏に浮上する場面もみられたが、週末ということで手仕舞い売りも加わり、日経平均は後場一時200円を超える下げとなった。ただ、為替が円安に振れており押し目には買いも厚く、終盤買い戻される流れに。感謝祭に絡み米系投資家の動きは鈍かったものの、クリスマス商戦入りとなる米国では好調な出足が見込まれ、米株高→日本株高の構図を期待する買いも入ったようだ。
 個別では、トヨタが軟調、KDDIも売りに押された。ルネサスが大幅安、日医工、日新鋼HDも安い。三井住友が下落、塩野義薬、ダイフク、フジテックも売られた。ラサ工、日農薬も値を下げている。半面、ドワンゴがしっかり、三菱商事も堅調。ワコム、菱洋エレクが急伸、サノヤスHDが活況裏に値を飛ばした。ユナイテド海、岩谷産、日産東HDなども買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)