午後:債券サマリー 先物は小幅高、日経平均株価の値動き意識

 29日の債券市場では、先物中心限月12月限は小幅高。午場に入り日経平均株価が下げ幅を拡大させると「安全資産」である債券には見直し買いが流入した。
 後場の先物は145円06銭でスタートし、一時145円12銭まで上昇した。この日は米ニューヨーク市場が感謝祭で休場だったほか、日本でも主な国債入札や国債買いオペはなかった。このなか、株式市場の値動きを意識した値動きが続いた。特に、午前中は145円01銭まで値を下げる場面があったが、日経平均株価の下げで後場の引けにかけては債券には買いが入った。来週は週末に注目の米国11月雇用統計がある。また、ISM製造業景況指数など重要経済指標は多く、米国の金利動向に連動する値動きが予想される。
 この日の先物12月限は145円12銭で始まり、高値は145円18銭、安値は145円01銭、終値は前日比1銭高の145円10銭。出来高は2兆9904億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.600%、 20年債は同0.005%上昇の1.480%、30年債は同0.010%上昇の1.635%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)